✅ ネズミ講とMLM(マルチ商法)って何が違うの?
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ネットワークビジネス(MLM)ってどんなもの?
まずはMLMから。
「MLM(マルチレベルマーケティング)」って、
商品やサービスを口コミで広めて、
そこから利益を得るビジネススタイルなんです。
これ、実は普通に法律でOKされているビジネスなんですよ!
- 商品を売ることで利益が生まれる
- 勧誘することで追加の報酬が得られる
- 日本でもちゃんと法律で規制されてる(特定商取引法など)
ネズミ講ってどういうもの?
次に、ネズミ講について。
「ネズミ講」は、MLMとは違って、
収入が参加者の勧誘費や入会金に依存してるんです。
勧誘する人がいなくなったら収入が止まる、
つまりすぐ破綻しちゃう仕組みなんですね。
- 商品がない、または意味のないもの
- 新しく人を勧誘しないと収入が増えない
- 法律で違法とされている
ネズミ講の3つのタイプ
よくあるネズミ講のタイプを紹介しておきます。
気になる方も多いですよね?
- 金銭配当型:いわゆる典型的な「ネズミ講」。参加者が増えるほどに収入が増える、けど勧誘が止まると破綻。
- 製品介在型:偽装商品を売ってるように見せかけてるけど、メインは勧誘費。
- 投資詐欺型:仮想通貨や株式投資など、実態のないものを売る詐欺的なもの。
MLMとネズミ講、どこが似てる?
なんで混同されやすいか?
それは…どちらもピラミッド型の構造だから。
口コミで広まるのも似てるから、勘違いされがちなんですよね。
ここが違う! MLMとネズミ講の3つの違い
「ネズミ講」と「MLM」は違法か合法かの違いも含めて、
違う点を整理しておきます。
- 商品があるかないか:MLMには製品がある、ネズミ講には意味のないものが多い。
- 収益源:MLMは製品を売ることで稼ぐ、ネズミ講は勧誘の入会金などがメイン。
- 法的な位置付け:MLMは法律に基づくビジネスモデル、一方でネズミ講は法律で禁止されています。
ネットワークビジネスがネズミ講と間違われる理由
メディアや社会における「ネットワークビジネス=ねずみ講」という固定観念が、
誤解の原因となっています。
両者のピラミッド構造や口コミ拡散が似ているため、
悪徳業者による悪質な事例も広まりやすい背景があります。
また、MLMを装った悪徳マルチ商法がネズミ講と混同され、
混乱を招くこともあります。
ネットワークビジネスの規制と消費者保護
日本の特定商取引法では、
ネットワークビジネス(MLM)に関する厳しい規制が設けられています。
勧誘方法や消費者保護を確保するためのルールが整備され、
詐欺的な勧誘や強引な販売手法が制限されています。
また、消費者が安心してMLMを利用できるように、
クーリングオフ制度も取り入れられています。
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